レーシック手術でよく聞く”フラップ”について

レーシック手術でよく聞く”フラップ”とは?

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レーシック手術の説明を受ける際に、みなさんは必ず「フラップ」という単語を耳にすることになるでしょう。フラップとは、レーシック手術の初期段階で形成される「円形状のふた」です。

めくりあげたフラップの隙間から特殊なレーザーを照射


レーシック治療とは、特殊なレーザーを照射することで「屈折率」を調整し、「屈折異常」を改善するという治療方法です。手術でレーザーを照射する際に必要となってくるのが、「フラップ」です。フラップはマイクロケラトームと呼ばれる機器で、角膜の表面を薄く円形に切り取り、ふたのような状態にします。

フラップは角膜から完全に切り離さず、一部分だけをつなげた状態にしておきます。このつながった部分を軸にして、ぺろんと角膜本体からめくりあげるような形にして、その隙間から特殊なレーザーを照射していくのです。

フラップの厚みは約150ミクロン程度


人間の角膜は全部で5つの層から形成されており、角膜全体の厚みはや約0.55〜0.65ミリ程度です。レーシック手術で形成するフラップは、5つの層のうち「角膜上皮層」と「ボーマン膜」と呼ばれる2つの層までを切りとったもので、その厚みは約150ミクロン程度です。1ミクロンが約1/1000ミリに値しますので、150ミクロンのフラップはかなり薄い形状をしています。

フラップの様々な役割とは?


フラップはレーザーを照射するためのスペースを作るだけでなく、その他にも色々な役割を果たしているのです。例えば、フラップによって手術後の痛みを軽減することができます。

角膜はもともと痛みを感じやすい箇所ですが、フラップの存在によって手術後に痛みを感じることがほとんどなくなります。また、レーザーを照射した角膜をフラップで保護することによって、細菌や異物から目をガードすることもできます。

フラップがずれないように注意が必要!


レーザー照射が終わったら、めくりあげたフラップを元の位置に戻しますが、糸を使って縫合するようなことはしません。そのため、手術後しばらくの間はフラップがずれないように、目に強い衝撃を与えたり、激しいスポーツは避けるようにしましょう。

約1週間ほど経過すると、フラップは自然と角膜と一体化して、元の位置に固定されるようになります。ウェーブフロントレーシックやイントラレーシックなど、レーシック手術の種類によってフラップを作る方法も違ってきます。不安な方は、手術前にフラップの形成方法や注意点などをドクターにきちんと確認をしておくと良いでしょう。

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